新潟県胎内市は胎内川を中心に、海・山・里が一体になった美しいふる里です。

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おすすめのお店

café Dal -カフェ ダル-

北欧アイスランドをイメージしたくつろぎのカフェ

閑静な住宅地の中にあるお洒落なコンセプトカフェ。ドリンクはもちろん、お食事やデザートのメニューが豊富で迷ってしまうほどの品ぞろえ。8:00~17:30まで通しでOPENしているので、ちょっとした自由時間に立ち寄れます。モーニングやランチタイムのメニューもお得で楽しい!

※以下は『カメラ女子 in たいない』による取材記事です※
お伺いしたのは2020年12月。メニュー・価格等の情報は取材当時のものです。



 

 

北欧アイスランド。その名前から想像するのは“氷に閉ざされた極寒の地”。

 

「実際はそんなことないんですよ。ここ胎内は、なんとなくアイスランドに似ています」

 

胎内とアイスランドが似てる??

お店のコンセプトがどこから来たのか尋ねたところ、返ってきたのは意外な答えでした。

 

 

 

 

今回お伺いしたのは、閑静な住宅地の中にひっそりと存在する隠れ家のようなお店。

アイスランドをコンセプトにしたカフェ、 Dal(ダル)さんです。

 

言われてみれば、温もりと重厚感がある北欧風インテリアは雪国新潟にものすごくマッチしますね・・・。

 

「この落ち着く空間が好き」という声は多く、胎内市の郊外にありながらお店にはいつも多くのお客さまが訪れています。

 

 

 

 

人気の理由は他にもたくさん!まずはオリジナリティ溢れるメニューをご紹介します。

 

ドリンクメニューは、コーヒーはもちろん、紅茶や中国茶、ハーブティー、フレッシュジュース、天然炭酸水を使ったソーダなど、とにかく種類豊富。

 

おすすめは写真の『スヴィスモッカ』(500円)。

アイスランドのカフェで提供されていたものを再現したという一品で、エスプレッソの上にふわふわのクリームとショコラが乗っています。ホッとする甘さと温かさ♡

 

 

 

 

そして「Dalさんと言えば」の絶品デザートメニュー!

 

アイスランド風パンケーキの『バナナ&ベリー』(580円)はクリームたっぷり、チョコたっぷりの見た目から想像できないほどあっさり食べられる新感覚スイーツです。

 

アイスランドでは、パンケーキは薄く焼いて具をくるんで食べるのが一般的。その軽さと甘すぎないクリームのバランスが絶妙で、フルーツの美味しさが際立っています♡

 

 

 

 

Dalさんの代名詞、「Dalパフェ」もご紹介していきましょう!

 

旬の素材やフルーツをふんだんに使ったパフェは、盛りが良く、見た目にも美味しくて大人気!期間限定のメニューもあるので、新作が出たと聞いては出かけたくなります。

 

一番人気は『抹茶わらびもちパフェ』(640円)。

ほろ苦い抹茶の風味と優しいわらびもちの食感が最高♡♡幸せな気分になれる一品です。

 

 

 

 

さらにDalさんは、お食事のメニューも充実しているんです!

 

元看護師のオーナーが考案したお料理はどれも美味しく栄養満点で、ランチタイムはとくに賑わっています。ランチメニューは常時5種類。日によって少しずつ内容が違うので毎回選ぶのが楽しい♪

 

どれも食べたい!という場合には、全部乗せの欲張りランチ『Dランチ』(1320円)がおすすめ。お友だちと頼んでシェアをして、追加でデザートをオーダー♡というのがカメラ女子の定番です(笑)。

 

 

 

 

さて、お腹が満たされたところで、「なぜ胎内でアイスランド?」を解き明かしていきたいと思います。

 

お伺いしたのはオーナーの遠藤真由美さん。

冒頭の「胎内とアイスランドが似ている」という気になるポイントから、詳しくお話ししてくれました。

 

 

 

 

「アイスランドは冬が長いけれど雪はそれほど積もらないし、地熱があるから温泉が出るんです。自然が豊かで川が蛇行して流れていて、人びとはそれに寄り添いながらのんびり暮らしている」

 

あ、それが胎内っぽいっていうの、なんとなく分かります・・・!

雪国だけど割と過ごしやすくて、素材は良いものがたくさんあるっていう。

 

「そうそう。それをあんまり押し出さない、メジャーじゃない感じも似てますよね(笑)。胎内でカフェを開くと決めた時に、何か具体的なコンセプトが要ると思って、共通点の多いアイスランドにしたんです」

 

 

 

 

看護師という職業から一転、カフェ開業という目標が出来てからの遠藤さんの行動力は凄まじいものでした。

 

「資格取得や開業のノウハウを学ぶために、胎内から東京の学校に通いました。品川にあるアイスランドの大使館に訪ねて行ってレシピを教えてもらったり、実際にアイスランドに行って現地でカフェ巡りしたりもしましたね。気になるメニューはその場でお願いして、作っているところを見せてもらった」

 

 

 

 

それほどまでに自身を突き動かした原動力というのは、一体何だったんでしょう?

 

「看護師を20年やったあと、これからは自分の人生、自分のために生きようと思ったんですよね。一時は好きなアートの勉強をするために芸大を受験するっていうのも考えました(笑)。今後の展望としては、販売用の焼き菓子を作るcafé Dal Laboを始めたので、焼き菓子のテイクアウトにも力を入れていこうと思ってます」

 

カラッと明るい遠藤さんのお話からは、人はいつからでも、どこからでも再出発できる、という力強い信念が感じられます。

 

 

 

 

ここで過ごすうちに「私もアイスランドに行ってみたいな」なんて気持ちになっていたのは、温もりの空間や美味しいお料理から、その前向きなエネルギーを受け取っていたからかもしれません。

 

「朝8時から通しで開けているので、自由時間にいつでもどうぞ!」

 

胎内のアイスランドカフェ、ひっそりと良いお店です。

遠く北国のお店を訪ねるような気持ちで扉を開けてみてください!

 

 

施設情報

住所胎内市西条53-17
TEL0254-28-7776
営業時間8:00~17:30(モーニング 8:00~11:00/ランチ 11:30~14:00)
定休日火曜日・第3月曜日