新潟県胎内市は胎内川を中心に、海・山・里が一体になった美しいふる里です。

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越後ふとん

明治元年創業!高品質ふとんの専業メーカー。

胎内市の里山で約140年もの間「ふとん」に携わってきた老舗企業。長きにわたり培われたノウハウと技術、伝統に裏打ちされた高い製品品質で、お客さまに良質な睡眠をお届けするべく真面目一筋にふとんづくりを続けています。

※以下は『カメラ女子 in たいない』による取材記事です※
お伺いしたのは2020年9月。掲載情報は取材当時のものです。

 

 

ひとは人生の3分の1の時間を、睡眠に費やしているといいます。

 

その長い時間を快適に過ごすためにも、毎日使うふとんはきちんと選びたいもの。

でもおふとんって種類が多くて値段もピンキリ、何を基準に選んだら良いのか分からないのが正直なところ・・・。

 

 

 

 

そこで。

 

今回は、胎内市にあるふとん作りの専業メーカー「越後ふとん」さんにお伺いして、

実際に工場を見学しながらお話を聞いてみることにしました。

 

ドキドキわくわくの工場見学レポートです!

 

 

 

 

のどかな田園風景の中、ひときわ目立つまっ白い工場。

胎内市の「坪穴」という珍しい地名の一角に、越後ふとんの会社はあります。

 

創業はなんと明治元年。

寝具の卸売業から始まったその歴史の中で、昭和54年、廃校になっていた旧黒川村立胎内中学校を自社工場として運用し、本格的な製綿・ふとん加工を開始。

 

 

 

 

以後約40年間、きめ細やかなものづくりの姿勢を大切にしながら高品質なふとんを作り続けています。

 

(校舎の一部は現在も使われていて、所々にその歴史を感じることができます!)

 

 

 

 

今回案内してもらったのは、フレッシュな広報担当のお二人。

大竹裕樹さんと梅津由紀さん。

 

「これから見学して頂くのは、実際に羽毛ふとんを製造している工場です。普段なかなか見ることができない加工の現場をお見せします!」

 

 

 

 

まず始めに見せてもらったのは、原料の羽毛を保管するスペース。

 

「工場の中でも最上階に原料置き場があります。それは、羽毛を湿気から遠ざけるため。羽毛は湿気を含んでしまうと、傷んだりしぼんだりしてしまいます。ここでは常に大型の換気扇を回して空気を循環させ、羽毛が痛むのを防いでいます」

 

 

 

 

「それぞれの原料には、品番と入荷日を書いたシールが貼られています。原料の入荷時には羽毛の質や重さなど入念な検品を行って、以降の行程をすべてこの番号で管理していきます」

 

カラフルな袋に目一杯詰め込まれた羽毛!思わずダイブしたくなるくらいの柔らかさです。

 

 

 

 

「羽毛にはランクがあって、重さ当たりのふくらみが大きいものほど高品質であると言えます。写真でいうと、右に行くほど良いということ。国産の高級羽毛ふとんにはいずれかのラベルが貼ってあるので、ふとん選びの目安にすると良いですね」

 

なるほど・・・。

寒い夜に重い布団を何枚もかけるより、軽くてあったかい方がいいなぁ。

 

 

 

 

続いて見せて頂いたのは、羽毛原料の細かいゴミを除去し、熱を加えてふくらみをもたせる“パワーアップマシン”。

 

 

 

 

まっ白な毛のように見えますが、これはこのマシンで取り除かれたもの。

 

「通常、除塵を行うと羽毛のグラム数が減ってしまうので、この行程を省くメーカーもあると聞きます。ただそれだと、ゴミが含まれたままになってしまう。清潔でふんわりとした羽毛にするために、当社では除塵・高温での殺菌・乾燥を行っています」

 

安価な羽毛ふとんに独特な匂いがすることがありますが、これが理由なんですね!

 

 

 

 

「また、当社の羽毛は“洗浄度”が業界基準の2倍のものを使用しているので、とりわけキレイな羽毛なんです」

 

ラベルが付く基準が500mm以上なので、それ以上は企業努力ということ!

「キレイな羽毛」は越後ふとんの最大の特徴とも言えそうです。

 

 

 

 

「次に約60~80℃の熱風に触れさせていきます。こうすることで、原料袋の中で圧縮されていた羽毛が回復し、ふわふわのダウンに変わっていきます」

 

 

 

 

ダウンは常温に戻されてから、左の“ストックタンク”へ送られます。

続く四角の箱は計量器。その先に、いよいよふとんの姿が見えてきました・・・。

 

 

 

 

ご覧ください、このボリューム!

うちで使っているふとんとは、ぜんぜん厚さが違う(笑)!

 

「ふとんによってキルティングが違うので、1マス毎に充填する量が違うんです」

 

タンク内で計量が行われるのはこのため。

職人さんの手作業によってダウンが吹き込まれ、ふとんの形になっていきます。

 

 

 

 

「この後も職人技。羽毛を入れた口の部分をていねいに縫って塞ぎます」

 

ふとんを使っていると、たまに羽毛が飛び出てくることがありますが・・・

 

「羽毛というのは小さい穴からでも吹き出るものなんですが、技術と工夫によって飛び出しにくいように縫製しています。これはやはり、熟練の職人による手作業あってのことです」

 

 

 

 

「検品時も、もちろん機械に通して異物を探すのですが、人の手で触り、機械で検知できない物を見つけ出します」

 

一点一点、直接触って検品するとは驚き!

 

「時間はかかりますが、効率を優先した量産ではできない、人の手によるものづくりが私たちのモットーなんです」

 

 

 

 

こだわりの仕事を見せてもらって、なるほど、「良質」とはこういうことか!と納得。

 

きっと夜眠るたびに、特別な気分になれると思う・・・。

そう考えると、やっぱり良いふとんが欲しくなるなぁ・・・・・。

 

 

 

 

「そう思っていただけたらなによりです!」

 

ご案内の面白さ、旧校舎の懐かしさも加味されて、大満足の見学体験。

 

現在は大手通販サイトなどでの販売がメインの越後ふとんですが、

年内には直販サイトを立ち上げたり、今回のような工場見学の受け入れを行ったり・・・と新たな展開を考えている最中なのだそう。

 

 

 

 

「最近は、SNSを使って胎内市の良い景色などを発信しています。そこを入り口に、まずは越後ふとんのことを知ってもらえたらと思って。これからも、日々の生活に寄り添うような身近な存在でありたいです」

 

その言葉通り、TwitterやInstagramなどでも積極的に活動されている様子。

もしかすると、ここだけのお得な情報も配信されるかも・・・?!

皆さんも是非チェックしてみて下さい!

 

Twitter → https://twitter.com/echigofuton

Instagram → https://www.instagram.com/echigofuton/

 

 

 

 

良いものを真面目にていねいに、という、越後のひとの気質をそのまま映したような社風がとても印象的な越後ふとん。

 

今後も、新しい展開に注目していきたいと思います!

 

施設情報

住所胎内市坪穴1162
TEL0254-20-7955
営業時間
定休日