工藤もちや


味・コシ・ねばりがちがう!新潟県産のおもち屋さん
新潟県産のもち米を使った杵つきのおもちが大人気。新潟名物の笹だんごやちまきも販売しています。JR中条駅から徒歩10分。本町商店街の十文字交差点、大きな木製看板が目印です。
※以下は『カメラ女子 in たいない』による取材記事です※
お伺いしたのは2019年12月。価格等の情報は取材当時のものです。
「新潟県産 杵つき こがねもち」
米どころ新潟。「新潟県産」と名のつくお米の商品は、まず間違いなく美味しいという安定感があります。
そこに「杵付き」「こがねもち」のパワーワードが加わればなおさら!
(「こがねもち」とは、新潟県のもち米の品種。味、コシ、ねばり、どれをとっても最高級のブランド米)
コレはもう、「絶対的な安定感」と言えるでしょう・・・(о´∀`о)♪
今回は、その絶対に美味しいおもちが買えるお店、工藤もちやさんをご紹介。
本町通りの十文字交差点に、味のある「くどう」の看板が目印です!
白もち、豆もち、彩りもち 。
時期によって変わりますが、9~11種類のおもちが揃っています。
写真は古代米を使った「黒米もち」。
ポリフェノールの一種・アントシアニンを豊富に含んでいて、美味しさに加えて栄養効果もあり( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )!
ピンクの「紅もち」は可愛さNO.1!!ほんのり甘く優しい味です♡
茶色のおもちは「栃もち」。
とちの木の実をアク抜きして、もち米と一緒に蒸してお餅にしたものです。
とちの実は、かつて山間地域でよく食べられていたので、「田舎に行った時のお土産」として見かけたことがあるのではないでしょうか。
工藤もちやでは、全国でも有名な新潟県旧朝日村のとちの実を使用!
独特の風味とほのかな苦味かあり、素朴な味わいが楽しめます。
こちらは餅屋の寒干し、かき餅です。
乾燥させたおもちを4~5mmの厚さにスライスし、低温(寒)でゆっくり干し上げた究極のスローフード。
昔は厳しい冬の保存食として食べられていました。
今では、油であげたり電子レンジでチンしたりして、簡単に絶品おかきが食べられる♪ ということで人気なんです♥
新潟といえば、の笹だんごもあります!
工藤もちやの笹だんごはよもぎの味が濃く、程よい軟らかさでと~っても美味しい!( ˶´⚰︎`˵ )♡♡
いつも変わらないその美味しさに、市内はもちろん市外、県外からも尋ねて来られるお客様がいるそうです。
こちらも、新潟名物のひとつ「三角ちまき」。
ちまきと聞くと、竹の葉に包まれた中華ちまきを思い浮かべるかもしれませんが、新潟でちまきというとこの形状。
笹の葉でもち米を包み、じっくり茹で上げます。
甘いきな粉をつけて食べるのが一般的。米の食感と笹の風味、きな粉の香ばしさが不思議とマッチするんです(●´ڡ`●)!
さて、お店の奥の作業場、大きなセイロで何かが蒸しあがったようです・・・
ホッカホカの出来立てお赤飯だ~.。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。.!!!!
工藤もちやさんのお赤飯は、胎内の契約農家さんが育てた100%胎内産米。
「不純物のないもち米」とのことで、出来上がりからして輝きが違います!!
お赤飯は注文品。他にも山菜おこわ、しょうゆおこわ、栗ご飯(秋期)のご用意があります。
最近注文が増えているのが『一升餅(誕生日餅)』。
一升餅とは、お子さんに一升のお餅を背負わせて、1歳の誕生日を祝う伝統行事です。
ご存知でしたか?
おもちは昔から出産・誕生・祭り・正月・五節句など、ハレの日に重要なもの。
「一生食べ物に困らないように」「これからの一生が健やかになるように」と願いを込めるのです。
その風習が、再び注目を浴びています。
SNSでは『#一升餅』のハッシュタグで10万件を超える投稿があるほど!
工藤もちやさんでは、お餅を入れるゼッケンタイプも注文可能。
お子さんの成長の記録にいかがでしょうか(..◜ᴗ◝..)♥♥
工藤もちやの歴史は70年ほど。
いままさに、二代目から三代目への代替わりのときです。
「胎内の方をはじめ、遠方からわざわざ来て下さるお客様がいる」
結婚を機に一度は家を出た娘さんでしたが、「この味をなくすのはもったいない」と
お店を継ぐことを決意。
ご主人と一緒に、工藤もちやの「味」を覚えている最中なのだとか。
新しい工藤もちやに期待が高まります( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )!
「餅は餅屋」のことわざ通り、家庭では出せない本物の味があります。
「胎内といえば工藤もちや」。胎内土産にぜひご利用下さい!
施設情報
住所 | 新潟県胎内市本町3-28 |
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TEL | 0254-43-2252 |
営業時間 | 不定 |
定休日 | なし |