地元のミズバショウ開花状況
公開:2025年3月18日
ミズバショウは、寒冷地を好む多年草で、雪の多い地域や標高の高い湿地に自生しています。
本州の中部から北海道にかけ広く分布し、胎内川の伏流水が自噴する胎内市地元集落では、
低地でありながら冷水環境を創出し、ハンノキが盛夏の日差しをやわらげる効果も手伝って
群落をつくっています。
また、この地域一帯にはミズバショウだけでなく、イバラトミヨや水生昆虫の稀種も生息しており
県の天然記念物に指定されています。海岸からわずか2kmという地域のため積雪が少なく、
他の生育地に先駆け春早くに開花する産地です。
また、冷たい風が心地よくすら感じられる頃、白い妖精のような清楚でかわいらしい姿を見せる
ミズバショウは、長かった冬の終わりを告げる胎内の風物詩です。
2025年3月21日 胎内市地元 水芭蕉
開花している水芭蕉が増えてきました。見ごろはまだ先のようです。
2025年3月18日 胎内市地元 水芭蕉
少しずつ開花がはじまってきました。見ごろはまだ先のようです。