お菓子とパンのマサヤ
愛され続ける昔ながらのパン屋さん
創業85年。いつもそこにある安心感と、昭和の香りが漂う懐かしさに、地元の方だけではなく多くのお客さまに愛され続けているお店です。
※以下は『カメラ女子 in たいない』による取材記事です※
お伺いしたのは2019年11月。メニュー・価格等の情報は取材当時のものです。
胎内市の中条駅近く、本町通りをそぞろ歩いていると、
急にそこだけ時間が戻ったような不思議な気持ちになるお店があります。
黄色い看板が目印の、「お菓子とパンのマサヤ」。
いつかどこかで見たことあるような・・・?
おばあちゃんの所?
それとも子どものころ遊びに行った友だちの家の居間?
マサヤの店頭には
あの頃の、“どこで売っているのか分からなかったお菓子”がたくさん並んでいて
「あっ、見つけた!」という、懐かしくて新しい発見をすることが出来るんです。
さて、マサヤの看板商品といえば種類豊富な菓子パンなんですが、
これもやっぱり昔からある定番の菓子パンばかりで、すごくホッとするんですよね~♡
中でも、間にクリームやジャムをたっぷり挟んだ食パンは一番人気!
ふんわりしっとりの食パンは、毎日お店で焼かれています。
仕込みは朝の5時前から。その日の温度や湿度を見て成分を調整し、最も美味しくやわらかく焼きあがるように成形されます。
そのこだわりもあって、今ではお店で一番のロングセラー商品に。
胎内市民で知らない人はいない、というくらいの認知度です!
また最近では、胎内市の観光PR大使である声優の長谷川玲奈さんが
「マサヤの食パンが大好き!」と発信したことで、
ファンの方の間でもちょっとした名物になっているんです!!
使い込まれた道具の数々にも、食パンへの愛情とこだわりが垣間見えますよね。
そして、店頭のショーケースを彩る「レトロ!」で「懐かしい!」洋菓子もとっても魅力的なので、ここでいくつかご紹介していきたいと思います♡
新潟名物「プラリネ」や、シンプルで素材の美味しさが際立つ「モンブラン」。
中でもおすすめは「ロシエ」。
こちらも、50年以上前から作り続けられているロングセラー商品です!
洋酒の効いたカステラとバタークリームをチョコレートでコーティング。
一口サイズの大きさなので、もうひとつ、あとひとつと食べ続けてしまう魅惑のお菓子なんです♡♡
お値段もおひとつ75円と、ついつい手が出るお手頃価格(笑)!
見かけたときは、遠慮せずたくさん連れて帰ってくださいね。
今では洋菓子やパン、駄菓子のイメージが浸透したマサヤですが、
85年前、創業当時は和菓子屋さんからのスタートでした。
今でも注文が入れば、パンを焼き上げた後に時間を設けて作られるのだそうで、
この日は、檀家・善良寺の法要菓子800個を製造中。
ひとつひとつ、丹精込めて作られたお菓子は美しく、まるでご主人の人柄が映し出されているようでした。
創業85年。これからも、いつまでも変わらずにいてほしい地元のお菓子屋さん。
みなさんもぜひ、本町通りをそぞろ歩いて、「あの頃」にタイムスリップしてみて下さいね!
施設情報
住所 | 胎内市本町5-2 |
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TEL | 0254-43-2161 |
営業時間 | 8:30~18:30 |
定休日 | 日曜・祝祭日 |