めんや麺楽
地元で知らない人はいない、創業24年の大人気ラーメン店!
子どもから大人までみんなが美味しく食べられるあっさり豚骨ラーメン。2種の自家製キムチをトッピングして完成する「ニラなんばん」と「みそとんこつ」が二枚看板です。その他のメニューも豊富で外れなしの美味しさ!ご家族やグループでも入れるアットホームなお店です。
※以下は『カメラ女子 in たいない』による取材記事です※
お伺いしたのは2020年11月。メニュー・価格等の情報は取材当時のものです。
「ラーメンって、旅の目的になるでしょう?胎内でそういうお店を作りたかった」
胎内で人気のラーメン店、麺楽には、地元の人はもちろん市外・県外からもお客さまが訪れます。ドライブがてらに、出張のたびに、「麺楽行こう」と思わせる魅力がある。
代表・渡辺弘志さんが掲げた理想通り、店内はいつも多くのお客様で賑わっています。
今回はその人気の秘訣を探るべく、開店前のお店に突撃取材!
食べて納得、聞いて納得の体験ルポをお届けします。
この赤い看板を見るだけで・・・たまらなく食欲が沸いてきます!!
胎内市の郊外、市役所通りを西に道なり進んでいくと、田園風景の中に現れる“麺楽”の看板。広い駐車場にはいつもたくさんの車が停まっています。
店内はカウンター席、テーブル席、小上がり席があり、ゆったり座れる余裕があります。
さらにお店の奥には10名ほど入れる座敷スペースがあり、グループでの利用も可能。
幼児用のおもちゃがあったりして、お子さま連れのご家族にも優しい造りになっています。
「誰でも入りやすいお店にしたかったんです。うちはラーメンも、子供からお年寄りまでみんなが美味しいって食べられる味にしているの」
たしかにその通り!
麺楽のラーメンは豚骨ベースですが、女性でもペロッと食べられるくらいあっさり味で飽きが来ません。スープには鶏の出汁が合わさって奥深い味わいがあり、すぐにまた食べたくなるんですよね・・・。
「インタビューは後でいくらでも。まずはラーメン食べていきなよ!」
人好きのする笑顔でそう言い残し、渡辺代表は厨房に入って行きました。
着席すると運ばれてきたのは2種類のキムチつぼ。
お店の二枚看板『ニラなんばん』と『みそとんこつ』(どちらも780円)には、自家製の白菜キムチとニラキムチをトッピングして頂きます。野菜の甘みが感じられる絶品キムチで、お土産として購入することも可能!
今でこそ珍しくない仕様ですが、20年以上前からこの形で提供していた麺楽は「新潟のトッピングラーメンの元祖」とも言われています。
「はい、おまちどおさま!」
きたきたーっ♡みんな大好きニラなんばん!!
“麺楽のニラなんばん”と言えば、この辺りで知らない人はいない人気メニュー。
元気が欲しいとき、自分にご褒美あげたいとき、定期的に体が欲する・・・そんなラーメンなんです。
あっさりとした豚骨スープとキムチは、とにかく相性抜群!独特な辛さや風味は、スープに溶け込むとマイルドになり、味が劇的に変化します。“アクセント”というよりは、“別のラーメンに進化させる具材”という感じ。最初は何も入れずに食べてみて、少しずつ味を変えていくのも楽しいです!
「『ニラなんばん』はトッピングありきの味付けにしてあるから、辛いのが苦手な人はしっかり味の『みそとんこつ』がオススメ」
もう一つの看板『みそとんこつ』、これも最高に美味しいんですよね~~~!!
豚骨スープにみそのコクが加わって、思わずホッとする味わい。もちろんキムチをのせて味変しても良し!今日はどちらにしようか、いつも悩んでしまいます。
平日のお昼なら、この『ニラなんばん』や『みそとんこつ』にもう一品がセットになった日替わりランチ(900円)もおすすめ。
もともとラーメン自体の盛りが良いのですが、この日はなんと唐揚げ丼がセット!
ものすごいコストパフォーマンスです・・・。ボリューム重視の方はぜひどうぞ!!
今回はさらにもう一品、裏メニューの『冷やし担々麺』(850円)を作って頂きました。
麺楽は通常メニューの他にも、季節のメニューや限定メニューの販売があって、どれも外れなしの美味しさ!常連客がお店に通う楽しみのひとつになっています。
さてさて、担々麺で冷やしとはこれいかに・・・?さっそく頂いてみると、これがオドロキの新食感!!
濃厚な胡麻の風味がさっぱりと感じられ、甘味と酸味もあるので食が進む!辛さはいわゆる“しびれ系”とは違い、優しくマイルド。スープが冷たいので麺は最後までモチモチ感を失わず、のどごしが最高!!
絶対女子ウケするし、飲んだ後の締めにもいいんじゃないでしょうか?
運良くメニューに並んでいる時はぜひ頼んでみてくださいね。
お腹いっぱい幸せな気分で店内を見回すと、人気店の証、数々の色紙が目に入ります。「ここまで来るには色々あったよ」と話す渡辺代表に、麺楽24年の歴史をお伺いしました。
「もともとは、胎内市の町中で“麺友”(めんゆう)というお店を開いたのが始まり。僕は東京の生まれで、妻の故郷・胎内に越して来たんだけど、“ラーメンを通じて友達を増やしたい!”と思っていたのでその名前になった」
『ニラなんばん』、『みそとんこつ』は開店当時からのメニュー。もともと腕利きの料理人だった渡辺さんのラーメンは評判となり、その人柄から友達にも恵まれて、だんだんとそのお店が手狭になっていったそうです。
「いまの場所に移転するとき、今度は“大人数で食べに来て楽しんでいって欲しい!”と願いを込めて“麺楽”(めんらく)にしたんです」
「規模拡大のために郊外に出るなら、旅の目的になるようなお店作りが必要だと思った。それまで胎内には本格ラーメンのお店がなかったから、味はもちろん、入りやすい雰囲気や接客にもこだわって今の形になったんです。そしたら有難いことに、色んなところから取材してもらえるようになった」
「胎内という土地は人との繋がりが強くて、東京では味わえない人情がある。この地域で野球チームのコーチをしていた時期があるんだけど、いまその子たちが親の世代になって、子ども連れで昔話をしに来てくれたりするのね。本当に嬉しい瞬間です」
取材の最中も、店内では常にスタッフ同士が声をかけ合い笑い合い、あったかい雰囲気に包まれていました。
「どんなことも大変だけど、楽しんでやってたら面白くなっていくよね」
麺楽の人気の秘訣は、ラーメンへのこだわり、戦略とチームワーク、そしてなにより渡辺代表の大きな愛によるものだと確信したカメラ女子なのでした。
胎内人のソウルフードとも言える麺楽のラーメンは、たくさんの人に愛され続け、今日もみんなの元気の素になっています。
ぜひドライブがてら、全国から、この絶品ラーメンを味わいに来てくださいね!
施設情報
住所 | 胎内市久保田347 |
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TEL | 0254-44-7761 |
営業時間 | 11:00~14:00、17:00~20:00(L.O.19:30) |
定休日 | 木曜 |